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体育倉庫の狂宴~堕落する英語教師~
第33章 33
しかし――やや過剰な“詩的な表現”だとは思いながらも――実のところ涼子は、もしも今ダイヤモンドとミンクのコートが傍らにあったとしても、レンヤの勃起したペニスから目を逸らさない自信があった。

欲しかった――本当に、レンヤのペニスが欲しかった。

               ☆☆☆☆☆

そのうちに、涼子が丹念に熱い吐息を吹きかけた甲斐もあって、レンヤのペニスから忌々しい奈津子の唾液が、殆ど蒸発した。

そして涼子は――今にして思えば、その日二度そうしようとして結局及ぶに至らなかった――フェラチオを、いよいよとばかりに始めようとした――

――のだが、そこで奈津子が口を挟んだ。

「もう五分経ってるわッ!」

確かに奈津子の言う通り――(例え時計を使って、正確に時間を計っていなかったとしても)“感覚的”に――涼子に与えられた持ち時間の五分は、もう経過していた。

が、レンヤが奈津子に背中を向けたまま、返した。

「五分経ったかどうかは、オレが決めるんだ……」

そのレンヤの声は、冷ややかながらある種の迫力に満ちていて――奈津子を含め――だれも異論を唱えなかった。

こうして、最も客観的である筈の“時間”の概念さえも、レンヤの意思に委ねられることになった上で、涼子は“本格的”なフェラチオに取り掛かった。

               ☆☆☆☆☆

尤も“本格的”と言っても――さっき奈津子がそうしただろうように――いきなりペニスを“頬張る”ようなことはしなかった。

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