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体育倉庫の狂宴~堕落する英語教師~
第5章 5
奈津子の競泳水着を着て、涼子が体育倉庫に現れた後も、八人は涼子の登場を知りながらも、しばらくは涼子の存在を無視した。

それぞれの組み合わせが、興じている行為を続ける。

涼子は他にどうすることもできず、その様子を眺めた。

                ☆☆☆☆☆

そのうちにマモルが、真由子から顔を浮かせて、互いの身体の間に隙間を作った。

マモルは真由子の乳首に目を遣ると、ニタリと笑った。

「真由子……キスしただけなのに、もう乳首が膨らんでるじゃん……?」

そう言って、マモルは真由子の腰に回していた両手を、彼女のバストへと移す。

真由子の二つの乳首を、両手の人差指の先でコロッ、コロッと転がしつつ、そうやって指先で確かめた乳首の勃起具合を、ヘラヘラと笑いながら真由子に伝えた。

「アハハハ……固いよ……真由子の乳首、すっごく固い……もうビンビンじゃん……?ビンビンに、勃起してるじゃん……?」

「だって、仕方ないでしょう?――――あっ、あっ……あん……あっ…」

真由子は、指先による愛撫に忠実に悶えながら、マモルに返した。

「マモル君のキス……あっ、あっ……とっても、上手なんだもん……あっ……マモル君にキスされたら、どんな女の子だって……あっ……乳首が勃っちゃうよ……あん、あっ……」

楽しそうな声でそう言い訳した後、真由子は”満更でもない”顔をするマモルを見つめる、その目を、上目遣いにした。

さも媚びるような表情をつくった上で、真由子は唇を小さく窄めて、言った。

「ねえ、マモル君……あっ、あっ……私、マモル君の素敵なキス、“アソコ”に欲しいわ……あっ、あっ……」

マモルが乳首を転がす指先を止めて、聞き返した。

「“アソコ”って、どこのこと……?」

「もうっ!……マモル君ったら、分かり切ったこと、聞かないでよ……」

真由子は冗談めかした、恨めしそうな顔でそう返しつつも、結局は答えた。

「オ、マ、×、コっ……」

まるで秘密を打ち明けるように潜めた声で、一文字ずつ区切って、はっきりとそう発声した。

その直後真由子は、今度はその声を一気に大きくして叫んだ。

「やだぁぁぁっ!私ったら、とってもエッチな言葉、言っちゃったぁっ!恥ずかしいぃぃぃんっ!」

まるで憧れているアイドルに、街で偶然出くわしたみたいに、騒々しくはしゃいでみせる。



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