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体育倉庫の狂宴~堕落する英語教師~
第34章 34
勿論、千春からの“許可申請”を、ヒデアキが拒否する筈もない――嬉しそうに「おお、いいぞ!」と返した上で、彼は新しい注文を加えた。

「オレのチ×ポを、アイスキャンディだと思って、ペロペロ舐めてみろ……」

千春が、神妙に頷いた。

然る後、千春はヒデアキのペニスに舌を這わせ始めたのだが、(涼子の所見に基づけば)その舌遣いは、先程のヒデアキの注文を、忠実には守っていなかった。

即ち、ヒデアキは「ペロペロ」と言った筈なのに、今の千春は「ペロ~~~ッ、ペロ~~~ッ……」と、“ウラスジ”に舌を這わせている。

そのジリジリとした舌遣いは、ヒデアキの股間で上下する“三つ編み”の遅速から、涼子にも十二分に分かった。

尤も、そんな注文との不一致も、結果的にはヒデアキを大いに喜ばせた。

「コイツ、オレを焦らして……やがるッ!!」

呻くように口から漏れた、ヒデアキのそんな呟きも、額面だけは“苦言”のように聞こえる。

でも実のところ、ヒデアキが相当の快感を堪能していることは、満面に漂っている、その嬉々とした笑みが、あからさまに物語っていた。

然れば千春は、しばらくの間――ペロ~~~ッ、ペロ~~~ッ……と“ウラスジ”を舐めた後、改めて“上下運動”に及んだ。

亀頭を口に含んだ千春の“三つ編み”が、浮沈を繰り返す――尤も今回は、最初は穏やかにそれを始めたものの、千春は、その“上下運動”の速度を、徐々に上げていった。

合わせて千春の唇は、先達ての涼子に優るとも劣らない、卑猥な騒音を辺りに響かせる。

――カポオォッ、ジュボボボ、ジュブボ――ブホォォ、ブブッボ――

そんな激しいフェラチオを受ければ、ヒデアキは満面の笑みをさらに引き攣らせて、叫んだ。

「すげえ“オシャブリ”だッ!!チ×ポが口の中で、破裂しそうだぜッ!!」

               ☆☆☆☆☆

涼子は――ヒデアキが言うところの――「すげえ“オシャブリ”」をする千春を見て、嬉しかった。

言うまでもなく、フェラチオにおける千春の“成長ぶり”に、涼子は一役買っている。

涼子が――レンヤへのフェラチオを通して――男のペニスの“甘さ”を、千春に教えたからだ。

その挙げ句として、今の千春が、いる。
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