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体育倉庫の狂宴~堕落する英語教師~
第36章 36
その“雄叫び”の後、レンヤがはっきりと、“勝者”の名前を発表した。

「勝ったのは、涼子先生だよ……」

“コンテスト”を見物している六人が、一斉に拍手して、歓声を上げた。

さらに三人の女子は拍手とともに、惜しみない“祝福の言葉”を、涼子に送った。

「おめでとうございますッ!涼子先生ッ!」と、千春。

「涼子先生の“オシャブリ”、とっても素敵でしたよッ!」と、早苗。

「うん、とっても良かったよーーっ!おめでとー!先生ッ!」と、真由子。

そんな祝福に包まれている間に、件の悲しみが涼子の胸から消えていき、入れ代わりに一入の喜びが巻き上がる。

                ☆☆☆☆☆

因みにこの時、レンヤは涼子のことを「涼子」から「涼子先生」へと、その呼び方を戻したが、涼子はそれで構わなかった。

何故なら、もしも今ここで、二人が“恋人同士”であることを――“明確に”であれ、また「涼子」と“呼び捨て”にすることによって“暗に”であれ――周囲に露見させたら、コンテストの結果がいささか不公平な判断に基づいた可能性にも、勘付かれてしまう。

だから涼子は、少なくとも今は「涼子先生」で、構わなかった。

尤もその一方で、涼子はこうも思った。

『出来レース』にする必要は、なかった――きっとこれが奈津子との真剣勝負でも、間違いなく涼子は勝利している。

そのことを、今の涼子を包み込んでいる、周囲の心からの祝福が、明確に証明している。

                ☆☆☆☆☆

時に、ペニスを挿入したレンヤはそれから、涼子が他の面々からの拍手と祝福を受けるのを待った後、その両手を前に伸ばして、涼子の手首を掴んだ。

然る後、涼子の左右の手を後ろに引っ張って、そうやって涼子の上半身を浮かせてから立ち上がる――そうすれば、二人は俗称“立ちバック”と呼ばれる体位になる。

そしてレンヤは――もしかしたら、その時に咄嗟に思い付いたのかも知れないが――ある“余興”へと、移った。

「じゃあ、これから涼子先生に、コンテストの“副賞”をあげるよ……」

レンヤはそう言った後に――レンヤのペニスを“正賞”と見做した上での――“副賞”の内容を、明らかにした。
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