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体育倉庫の狂宴~堕落する英語教師~
第37章 37
尤も“三点責め”といっても、これから始まる“三点責め”は、先達て男子更衣室で経験したそれとは、まるで違うものになる。

そう涼子が“予感”したのは、真由子による“一点責め”が始まって、まだ間もない頃だった。

その時涼子は、真由子が涼子の乳首を舌で転がす“細やかな”音に、その愛撫に悶える自分自身の“細やかな”喘ぎ声を重ねて、辺りに響かせていた。

               ☆☆☆☆☆

「あっ、あぁん――う、んぅんッ、ん、あ、あんっ――あんっ、あんっ……」

――チュッ、チュルッ、チュプ……チュプチュプ、チュル……――

しかしながら堪能している興奮は、実のところその“細やかな”喘ぎ声で表している以上のものだった。

興奮の理由は、極めて単純だ――今の涼子の秘部には、レンヤの逞しいペニスが、突き刺さっている。

その事実が、これから始まる“三点責め”を、嘗てとは別のものにするというその“予感”を、涼子に抱かせた。

               ☆☆☆☆☆

そんな“予感”から程なくして早苗が、今の真由子の愛撫――因みにその時の真由子は、小さな円を描くように回す舌先で、涼子の乳首を包んでいた――の感想を、涼子に聞いた。

「真由子先輩の“責め”は、どうですか……?」

涼子は――まさにその“責め”に喘ぎながら――まずは結論を端的に述べた。

「感じるわ――あ、ぁんっ……」

続けてその所感を、より詳細に述べる。

「あんっ、あぁ、んンン……はぁん――鴨井さん、舌の遣い方が……――はぁン、ンんっ――とっても、優しい……んっ、あんっ――……クルクル回ってる鴨井さんの舌の中で……私の乳首、溶けちゃいそう……――あぁん、ん!」

早苗が、質問を重ねた。

「涼子先生は、“優しく”責められるのが、好きなんですね……?」

涼子は――やはり悶えながら――返した。

「ええ……――あんっ、ンンン……好き、よぉぉ……ああぁ、あぁ、ぁぁ、ンン――優しく責められるの、とっても――ハァン――好き……」

すると早苗は柔らかい微笑みを、涼子の右の乳首に投げかけて、囁いた。

「じゃあ、私も“優しく”、責めてあげる……」
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