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体育倉庫の狂宴~堕落する英語教師~
第9章 9
しかしながら――少し後になって、涼子はこう思った。

もしもこのままレンヤが、涼子に対する侮辱を続けて“くれて”いたなら、涼子はレンヤに対する怒りに支えられて、新たにしたばかりの決意を維持し得ただろう。
 
               ☆☆☆☆☆

それなのにレンヤは――間違いなく彼の残酷性に基づいて――涼子の右耳に添えている唇で、涼子にとっては驚くべき事実を、打ち明けた。

「でも、涼子先生のスケベな乳首見てたら、やっとオレも、“勃った”よ……」

無論、何が“勃った”のかは、聞くまでもない――そして然る後に付け加えた、このレンヤの一言が、“折角”の涼子の決意を、挫(くじ)いた。

「さっき奈津子の乳首を転がしていた時には勃たなかったけど、涼子先生の乳首見てたら、勃ったよ……」

刹那、濛々と吹き上がる“黒煙”に、涼子の全身は包まれた。

新たにした決意も、瞬く間にその“黒煙”の中に溶けて、消えた。

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『罪悪感』という名の“黒煙”である――そしてその“黒煙”を作る一粒一粒の粒子は、純然たる“優越感”だった。

それは紛れもなく、一人の“女”としての、奈津子に対する『優越感』だ。

レンヤが奈津子よりも自分に、“女”の魅力を見出してくれたことに対する、優越感だ。

やがて涼子はその“黒煙”が自身の股間――“秘部”から湧き上っていることに気付く。

合わせて涼子は、自身の“秘部”が濛々と“黒煙”を吐き出しながら――同時にダラダラ愛液を流していることも、悟った。

               ☆☆☆☆☆

涼子は身震いする――”魅惑的”な『罪悪感』に苛まされ、身震いしながらただ「ハァ、ハァ」と、掠れた溜息を繰り返す。

そんな涼子の右耳に――なおも添えている唇で――レンヤが件の官能的な声で、囁いた。
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