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体育倉庫の狂宴~堕落する英語教師~
第14章 14
そのうちにレンヤが、涼子に絡ませる舌を止めて、その口元を涼子の右の耳に移した。

唇を涼子の耳にそっと押し当てるとレンヤは――なおも両手の指で、涼子の尻肉を撫でながら――涼子をからかうような口ぶりで、尋ねた。

「先生、さっき体育倉庫で真由子のこと、とっても羨ましそうな目で、見てたよね……?」

「何の話よ……?何で私が鴨井さんを、羨ましがらなくちゃいけないの……?」

涼子は惚けた――勿論のこと、心当たりはあったからドキッとしたものの――取り敢えず、そう惚けた。

しかしこの“お惚け”も、レンヤには通用しなかったようだ――レンヤはクスクスという笑い声を――「何もかも知ってるよ」という意味の笑い声を――涼子の右耳に響かせた。

その後、口元を涼子の左耳に移して、レンヤはやはりそこに唇を添えて――“身体が蕩(とろ)けそうなほど”に甘い声で、涼子にこう囁いた。

「オレ、先生の“アソコ”に、キスしてみたいな……?」

途端、涼子は頭が真っ白になった――だからここでは身体を震わせずに済んだ――けど、然る後にレンヤは“アソコ”を明確に示した。

「先生の……」

そこからレンヤは一文字ずつしっかりと区切って、囁いた。

「オ――マ――×――コ――に……」

刹那、涼子の身体がブルリと震えた――“身体が蕩けるような”甘い声で囁かれた、卑猥な単語と卑猥な行為に、涼子は品のない野良犬のように、身体をブルリと震わせた。

               ☆☆☆☆☆

そして真っ白な涼子の頭に、やがて結ばれた光景は――まさにその“模様”――涼子に”クンニリングス”を施すレンヤと、それに悶え狂う涼子の模様だった。

              


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