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マゾ女調教のなれの果て : こんな生き物にされたいですか?
第8章 ある週末の調教 - 美玲(みれい)
美玲は今30代後半。ヴァイオリニストとしてはまだまだ伸びしろがたっぷりある。20歳そこそこで海外のコンクールに入賞して以来、クラシック界では知られている女だ。音楽雑誌の表紙にときどき出る。この前、記事を読んでいたら、美玲のことを「音の艶が増してきた」と書いてあって大笑いした。そりゃそうだろう。私の調教を受けてるんだから。
美玲のヴァイオリンは高価だ。家一軒はたっぷりの余裕で買える金額。億超えかもしれない。ただし、美玲の所有品ではない。有望なヴァイオリニストには音楽財団が貸してくれるのだ。ヴァイオリン弾きがヴァイオリンをどう扱うかには2種類ある。1つは自分がいないときに火事や地震が発生したら大変だからといつもヴァイオリンを持ち歩くタイプ。もう1つはプライベートで出かけるときはヴァイオリンを置いてゆくタイプ。美玲は後者だ。美玲はバイク好きだから、ヴァイオリンを背負っていて立ちごけしたらヴァイオリンを傷めてしまうという懸念のほうを強く抱いているのだ。オートバイで事故って手でも折ったらヴァイオリニスト生命にかかわることだからプライベートのときだけとはいえそもそもオートバイに乗るのはやめたほうがいいと思うのだが、オートバイのエンジン音、ガソリンやオイルの匂い、そして肉に伝わってくる振動が美玲を離さないのだそうだ。
私に呼び出された美玲がレブルでやってくるときはヴァイオリンケースを背負っている。ヴァイオリンケースは乗馬鞭にちょうど良いサイズなのだ。だからヴァイオリンをケースから出してその代わりに乗馬鞭やその他の道具が入っている。また、弓は普段の木製ではなくカーボンファイバー製の弓が入れられている。カーボンファイバー製の弓は頑丈だ。チャンバラ遊びができるくらいだ。
こういうヴァイオリン関係のもので自分が責められることに美玲は最初は抵抗した。美玲にとっては命を懸けた神聖なものであるヴァイオリン。そのケースや弓などを自分への責め道具として使われることは耐えがたかったのだ。しかし、そこは説得である。いろいろと説得し、最後には拷問による説得で納得させた。一度受け入れさせてしまえばあとは滝落ち。
美玲のヴァイオリンは高価だ。家一軒はたっぷりの余裕で買える金額。億超えかもしれない。ただし、美玲の所有品ではない。有望なヴァイオリニストには音楽財団が貸してくれるのだ。ヴァイオリン弾きがヴァイオリンをどう扱うかには2種類ある。1つは自分がいないときに火事や地震が発生したら大変だからといつもヴァイオリンを持ち歩くタイプ。もう1つはプライベートで出かけるときはヴァイオリンを置いてゆくタイプ。美玲は後者だ。美玲はバイク好きだから、ヴァイオリンを背負っていて立ちごけしたらヴァイオリンを傷めてしまうという懸念のほうを強く抱いているのだ。オートバイで事故って手でも折ったらヴァイオリニスト生命にかかわることだからプライベートのときだけとはいえそもそもオートバイに乗るのはやめたほうがいいと思うのだが、オートバイのエンジン音、ガソリンやオイルの匂い、そして肉に伝わってくる振動が美玲を離さないのだそうだ。
私に呼び出された美玲がレブルでやってくるときはヴァイオリンケースを背負っている。ヴァイオリンケースは乗馬鞭にちょうど良いサイズなのだ。だからヴァイオリンをケースから出してその代わりに乗馬鞭やその他の道具が入っている。また、弓は普段の木製ではなくカーボンファイバー製の弓が入れられている。カーボンファイバー製の弓は頑丈だ。チャンバラ遊びができるくらいだ。
こういうヴァイオリン関係のもので自分が責められることに美玲は最初は抵抗した。美玲にとっては命を懸けた神聖なものであるヴァイオリン。そのケースや弓などを自分への責め道具として使われることは耐えがたかったのだ。しかし、そこは説得である。いろいろと説得し、最後には拷問による説得で納得させた。一度受け入れさせてしまえばあとは滝落ち。