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マゾ女調教のなれの果て : こんな生き物にされたいですか?
第8章 ある週末の調教 - 美玲(みれい)
「しゃぶらせる。準備しろ。」
「はい。」
美玲がヴァイオリンケースから乗馬鞭を取り出し、立っている私の前に両手で捧げて跪いた。
「さて、今日はどの曲にするかな。」
スマホと連動させているブルートゥース・スピーカーから流れる曲に合わせて舌を使い、首を前後に動かし、体をくねらせながらしゃぶるように仕込んである。ゆっくりした長い音符のときは長くしゃぶり、短く激しいパッセージのときはそれに合わせて細かく早く舌を使うのだ。大切にしているクラシックジャンルの曲に合わせてこのようなことをしなければならないことへの美玲の当初の反抗もすさまじかった。中でもヴァイオリン曲に対して。反抗することだからこそ反抗心粉砕のためにやらせるのだ。これについても説得が行われ、美玲は淫蕾(クリトリス)が赤剥けになったところで承知した。陽菜のものは「陰核」と呼ぶのが似合うが、美玲のものは「淫蕾(いんらい)」と呼ぶのが似合う。
スマホの音楽アプリでランダムにクラシック曲を表示させる。ドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」の第4楽章と出た。今日はこれだ。確か10分強くらいの曲だったな。頭の中でこの曲を7秒で高速再生する。このへんでちんちんを強く口に突っ込んで、、とか大体のプランをつくる。そして曲の終わりに合わせて射精するのだ。曲の最後の音が消えるときに射精。これが私の美学だ。うまく射精できなかったら? そりゃすべて美玲が悪いのだから鞭で責任を取らせる。
新世界4楽章は出だしが「ずーん、ずーん」だ。そこのところを美玲はどうしゃぶるんだろう。楽しみ。
「新世界、4楽章だ」
「はい」
美玲の手から鞭を受け取る。
「咥えろ」
「はい」
美玲が私の作務衣のジッパーを降ろしてちんちんを取り出して咥えた。私はスマホのスタートボタンを押す。
曲の冒頭をどうするのかと思っていると、舌をカリ首に1周させた。1回目の「ずーん」は時計回り、2回目の「ずーん」は反時計回りに。なるほど、こうきたか。考える時間はほとんどなかったのに瞬発対応。たいしたものだ。この曲を流すのは始めてだけど、しゃぶること自体はよくやらせているから工夫する余裕ができているのだろう。それにしても、、、あんなふうだった美玲が、、、、こんなことをするようになって、、、、、あははははははは。