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cape light
第1章 ラブホでの攻防
「バケル、あのさ、一人で戦うとかそういう男としての気概みたいなものはないの?」
「ない。僕は元々根性とかいう言葉が大嫌いなんだ。だからちょっとおっぱい見せろよ」
 さっきから布団で胸を隠している玲奈に僕はそう頼んだ……ではなく命令した。
「はぁ? 何でバケルに私の超世界遺産級のおっぱい見せないといけないの?」
「お前のちっぱいで我慢してやるんだ。早く見せろ!」
「見せる必要なし! 無能!ではなく不能野郎!」
 クソ女玲奈は僕の世界遺産を見てそう言いやがった。
「ちっぱい玲奈!」
「うるさい!役立たず!」
「役立たずって、あれか、掛詞か?」
「よく知ってたわね、掛詞なんて言葉を」
「母校の名前と六大学は出すなよ。絶対に言うなよ」
「R大学経営学部の坂口バケル」
「言いやがったな!クソビッチ!」
「クソバケル!」
 こういう言い合いを数分続けました。そして悟りました。僕とクソ女玲奈は意味のない時間を数分過ごしたということを。
 押してもダメなら引いてみな、ということわざが頭を過ったそのとき!
「すみませんでした。是非あなた様の超世界遺産級のおっぱい見せてください。その際、下腹部も露わにしていただけますと誠に幸いです。下腹部、つまりそれはおま〇このことを言います。超世界遺産を二つ見れば我が世界遺産も必ずや奮い立つはず。是非……是非お願いします」
 僕はそう言って全裸の玲奈に頭を下げた。
「バケルさ、さっきも言ったけど男のプライドないの?」
「男のプライドって一体なんでしょうか? それ食べれますか?」
「アホ」
「アホで結構です」
 ある人が有名な登山家にこう問いかけた「なぜ山に登るのか?」。するとその登山家はこう答えた「なぜならそこに山があるから」と。
 僕は全世界に向かってこう言いたい。女を前にして引き下がれるか!
 登山家は目の前に山があるから登るんだ。だから僕は目の前に玲奈がいるから犯す!
 僕の殺気を察知したのか、玲奈は手でおっぱいを隠してバスルームに向かった。そのとき「付いてこないでよ」と玲奈は言ったが、それは付いて来いという意味だと僕は勝手に解釈した。嫌よ嫌よも好きのうちって大昔の人は言った。僕は素直な人間だ。玲奈は僕に付いて来いと言っているのだ。僕は玲奈を追いかけた。バスルームにダッシュ!そして玲奈に突撃!それから合体!の予定……。
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