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暗い部屋の中の 水音
第4章 真奈美
「・・・有難う御座います・・・」
ネックレスを見つめ修の事を考えて入た
電話も呉れないし ラインでも良いから
おめでとうって 言って欲しかった
「少し ドライブしようか」
川田は食事が終り駐車場で
助手席のドアを開け 真奈美を見た
車は 湾岸を走り 海沿いの駐車場に止めると
川田はライトを落とし 前を見つめていた
暗い車の中 エンジンのアイドリングだけが
小さく聞こえて来る 川田が 真奈美を見つめて来た
「・真奈美さん・好きだよ・・」
言いながら肩に手を当て 抱き寄せられていた
川田の大きな胸に抱き込まれ 真奈美は
目を閉じ 身じろぎもせず抱かれ
暫くぶりの大きな男の胸 男の匂い
真奈美の心が揺れる
静かな時間が流れ 真奈美の顎に手が掛かり
顔が上げられ唇を柔らかく 唇が覆って来た
川田は唇を外し 小さな声で
「真奈美さん 好きだよ」
囁きまた唇を合わせて来る
真奈美の心が川田に傾いた夜だった
川田の大きな手が 真奈美の顔を包み
舌は口腔内を蹂躙し
ブラウスの上から 優しく乳房を揉んで来た
半年ぶりに愛撫された 胸から
ツーンと刺激を送られ 吐息を漏らしていた
ブラウスのボタンが外され 胸元を開き
ブラジャーを押し上げ固い頂を
唇が摘まむように 合わせて来る
川田の頭を押さえ 快感に
下着から愛液が零れるのを 感じた
乳房を大きな手が握り込み
乳首を舌が回す様に愛撫され
吐息を漏らし続けて居た
長い舌の交換に 上気した顔を見せない様
窓の外を見つめ
その夜 ベッドの上で真奈美は暫くぶりに
秘唇に指先を降ろし
固い蕾を丁寧に 擦り
喘ぎを上げていた