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暗い部屋の中の 水音
第5章 美香

34歳の美香は 身長165 森田の前では子供に感じる程
森田は大柄だった 最近ウエストが 大きく成ったのが気になるが
スリムな体形は学生時代から 余り変わっていない

碧が生まれた時少し大きく成った胸も また学生時代の頃のBカップに戻り 
小さな胸は美香のコンプレックスに成っていた
食事が終り 3人で部屋に戻り 森田が美香を見つめ 何か言い掛け
おやすみなさい 碧君明日ね と笑顔で部屋へ入って行った

碧をベッドに寝せ 美香は窓際で 外を眺め
昼の疲れからか 碧の大きな寝息が聞こえて来た
時計を見るとまだ9時前 美香は迷っていた 森田から誘ってこない
部屋も別 付き合ってくれと言われ何度か 一緒に出掛けたが
森田から 迫られた事も無く 何時も綺麗な下着を身に着け出かけていたが
手も繋いだことも無い 今日は一緒の部屋かと思っていたら 別々・・・

暗い外を眺め 美香の心は 揺れていた
まだ 早いから 

・・・お酒だけ・・少し・・・

・・・ 少しの時間・・・ 良いよね・・・

・・・今日の・・お礼も・・言わなければ・・・

自分の心に言い聞かせ 立ち上がり 碧を起こさない様にそっと部屋を出た
目の前に絨毯の敷かれた廊下が続き 通路に人の影も無く静まり返っている
森田の部屋の前までそっと歩いていた
早鐘の様に 心臓が鳴り響く 

・・・お酒を・・少し・・飲むだけなのに・・・

自分に言い聞かせ 自分を鼓舞するが 
心臓の音が聞こえるのでは 無いかと思うほど
ドキドキとして 

森田の部屋の前に立ち 躊躇していた

思い切って ドアに拳を当て 軽くノックをした 

ドアが開き 

「 美香さん !! 」 
嬉しそうな森田の顔が迎えて呉れた
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