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女優なんて…
第8章 村長の妻 君枝
「こんなお婆さんじゃイヤかしら?」
樹(いつき)は君枝と真正面から向き合う。
近くで向き合うと、嫌でも彼女の小じわを見つけてしまう。
丁寧に化粧をして若作りをしているが
見れば見るほど皺が気になって勃起していたモノが萎んでしまった。
「やっぱり若い女がいいのね…」
抱いてもらおうだなんて
虫が良すぎるわよね。
君枝は樹(いつき)の体から離れて
拗ねたように男に背を向けて畳の上に寝転んだ。
「違います!決してそんなわけでは…」
樹(いつき)は彼女の腰に手を触れて引き寄せた。
彼女の体はすんなりと仰向けの姿勢に寝返った。
あなたに全てを任せます…
そんな君枝からの回答の姿勢だと思った。
『そうなんだ…
奥さんは僕に抱いて欲しいんだ…』
思い切って君枝の首下に腕を伸ばして
腕枕をし抱き締めた。
彼女は、すんなりと抱かれてきた。
『ええい!なせばなるだ!』
体は涼風あかねより、
かなり小柄だが全体が引き締まっている。
可愛いらしいという思いを肌で感じた。
この年齢でこのプロポーションを維持するのに
きっと陰でものすごい努力をしているのだろうなと感じずにはいられない。
君枝の柔かい太腿に脚を絡ませ、
尻の丘にそっと優しく手を這わせる。
君枝は、かすかに身体を横向きにして背を向けた。
女性の大事な所に触れられるのを
恥ずかしがっているようにも思えた。
樹(いつき)は彼女に体を寄せて横向きになり、
背後から彼女の腋から手を射し込んで
君枝の胸の膨らみに手を添えた。
そして仕切り直しだとばかりに
君枝の胸もとから下腹にゆっくりと手を這わせた。
その手は、ついに君枝の膨らみの丘に触れた。
君枝の背を抱き締め、焦らずに女が潤むんで股を広げるのを待った。