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女優なんて…
第9章 村を出てゆく

夜のお店なので
開店までは時間があるようで
お店には一人のおじさん…いえ、おばさん?が店内を黙々と掃除してました。
「陽子ママ、こんにちは
相変わらず掃除好きだねえ」
桐生さんは掃除をしている女性のような男性…いや、男性のような女性?に
馴れ馴れしく声をかけていました。
桐生さんはこの店の常連さん?
そうでなければ陽子ママと親密な間柄なのだろうかと変な想像をしてしまいました。
「掃除も好きになるわよ
だって、店のママがこんな風な化け物なんだから
せめてお店ぐらいは綺麗にしておかないと」
お顔はお化粧しているけれど
声は野太くおじさんそのもので
ダサいジャージ姿のママと呼ばれる陽子という人が
いわゆる『おかまちゃん』であることがわかりました。
「この店を繁盛させてやろうと思ってさ
とびっきりの美人を連れてきてやったぜ」
桐生さんは、そう言って私の肩を抱いて
ぐいっと陽子ママの前に突きだした。
「何その子…
ニューフェイスが欲しいと言っていたのを覚えてくれてたわけ?」
そう言って陽子ママは
私のおっぱいを力任せに揉んだ。
「あんた、お金が足らなかったの?
どうせなら借金してでももう少しシリコンを増やせばよかったのにぃ」
私が豊胸しているとでも言いたげに
横から下からといろんな方向から乳房を揉みまくりました。

