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女優なんて…
第9章 村を出てゆく

お店の開店時間が近づくと
ニューハーフの面々が次々と働きにやってきた。
陽子ママが私を紹介すると
皆さん、私に興味津々で話しかけてきます。
私は完全に改造した元男性という触れ込みでしたので、改造手術の事を根掘り葉掘り聞いてくるんです。
「ねえ、いくらぐらいお金をかけたの?
まるで完璧な女じゃない」
「どこで改造したの?
フィリピン?モロッコ?」
私が正真正銘の女だと思わずに
ニューハーフの皆さんは改造した女性器をみせろとおねだりしてきました。
「あ、いえ…そんな…
人に見せるモノでもないですし…」
私は何とかその場を切り抜けようとしました。
「あんた、変わってるわね
普通はさあ、改造して完璧な女になったおま○こをを自慢げにみせるもんなんだけどね」
そう言われてみればそうなのだろうと思った。
大金をつぎ込んで竿と玉を取って女性器を作ったのだからそれを見せびらかすのが普通なのかもしれなかった。
「わかった!うまく改造出来なくて
意外と汚いんでしょ?」
「汚くなんてありません!」
「じゃあ、見せてみなさいよ」
もう、こうなったら売られた喧嘩は買ってやろうじゃないのと
私はショーツを脱いで
カウンターの上に上がって股を広げて見せつけてあげました。

