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女優なんて…
第9章 村を出てゆく

「わあ!すっごいわ!!
まるで本物そのものねえ…」
ニューハーフの皆さんは固唾を飲んで私の股間を覗き込みます。
こんなに至近距離でアソコを見つめられたら
いやでも興奮してきちゃいます。
「あっ!濡れてきたわ!」
薄暗いお店の照明が染み出てきたラブジュースで
女性器をテラテラと輝かせていました。
「ね、指を入れてみていい?」
ニューハーフの一人が私のアソコを見て興奮したのかミニスカートの股間を膨らませながら
人差し指を亀裂に近づけてきました。
「はいはい、もうすぐ開店よ!
いつまでもベチャクチャ喋ってちゃだめよ!」
店の奥から髭を剃り、メイクも整え
ウィッグを装着して女に変身した陽子ママが
カウンターに屯(たむろ)している私たちを叱りつけました。
「優美子さんもカウンターに座ったりして
お行儀が悪いわよ」
早くショーツを履いて隠しなさい!と
脱ぎ捨てたショーツを私に手渡すついでに
私の股間をベロンと撫でた。
「あん!」
その手つきの鮮やかさに
私は思わず声を漏らしてしまったんです。
陽子ママは手のひらを濡らした私のラブジュースを
舌を伸ばして舐め取った。
「さすがね
とても美味しいわよ」
私が女であることを知っている陽子ママは
ニヤリと微笑んだ。
その笑みはメイクをして女に化けているけれど
正真正銘のスケベオヤジの微笑みでした。

