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女優なんて…
第10章 稽古
その唾液は甘くて、私も同じことをしました。
つないだ手を、ベッドに押しつけられて
身動きを封じ込められながらのキス。
耳、首すじ、鎖骨、胸のまわりを触られるだけでスゴイ気持ちいい。
塗りつけられたオイルは媚薬効果でもあるのか
やがて全身がカッカッと燃えるように熱くなってくる。
「見せて!あなたの全てを私に見せなさい!」
あずみさんはそう言って、
私の両足首を掴んでそしておもいっきり開脚させた。
その角度たるや、ほとんど180度に近い。
「あなた、柔軟性はあるのね
それとも今までに何人もの男に愛されて、
知らず知らずのうちに股関節が柔らかくなったのかしら?」
おもいっきり開脚されて無防備になった股間を覗き込んでくる。
「まあ!こんなに濡らして…
あなた、意外とスケベなのね」
そう言ってあずみさんは
割れ目に2本指を挿し入れてきた。
「ん!!」
指が第二関節まで入った辺りで、
私は180度に開脚された足をピンと伸ばして
再び軽く逝かされてしまった。
「逝きやすいのね
喜ぶ男もいるけど、そんなに逝きやすかったら
男の向上に繋がらないわ。
だってそうでしょ?挿入して数分腰を振るだけで俺は逝かせたんだと誤解するわ。
そこには性戯を工夫する考えも、なんとか女を逝かせたいという欲望をも失くしてしまうんだから」
今からあなたに本当のアクメというものを教えてあげる。
そう言って横川あずみさんは小瓶を取り出した。