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女優なんて…
第10章 稽古

「一瞬だけ、不感症になるけど我慢しなさいね」

あずみさんは一旦指を引き抜き、
ガラス瓶の蓋を開けると、スポイドが装着されていて薄桃色の液体が吸い上げられるた。
あずみさんはスポイドの先を私の女性器に密着させ、ポトリと雫を垂らしました。

「いや…っん…あら…?」

「どう、どんな感じかしら?」

「あ、あの…不思議な感じ…
さっきまでビンビン感じていたのに…
急に疼きが和らぎました」

「そうでしょう。これは局部麻酔なの。
いわゆる局麻というやつよ、
普通じゃ手に入らないわ。
これさえアソコに塗っておけば、
どんなハードプレイでも耐えられるわ。
ただね…」

持続性がないのよ。

そう言って横川あずみさんは
私のアソコに再び指を挿入して
激しくかき混ぜた。

お薬が効いているので
指を挿入されたのはわかったけれど、
今までのように指を動かすだけで
体がビクンとしてしまう衝撃は得られない。

横川あずみさんは壁時計の秒針を数えていた。

「もうそろそろね」

そう言われた瞬間!

「あっ!!」

私はビックリしたように声を漏らした。
薬の効果が薄れて快感がやってきた。

「いい声ね。もっと聴かせてちょうだい」

あずみさんはそう囁きながら、
指の動きを早めていく。
ピアニストが鍵盤を叩くような指使いだ。

「ん、あ、あ…あはっ、は、はっ…!
んくっ、あああ…っ!!」

私の口から漏れる声が甘くなっていく。
あずみさんの巧みな指使いと
局部麻酔が切れて一気に官能が押し寄せてきた。

くちゅくちゅくちゅくちゅ…

いやらしい音が繰り返される。
そんな音を聞きながら、私の体勢が崩れた。
いつしか激しく腰を跳ね上げていた。

「それでいいわ、
リラックスできる姿勢で浸りなさい」

あずみさんはそう言って目を細め、
今まで以上に指を私の女性器の奥へと突っ込んできた。
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