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女優なんて…
第11章 陽子ママの誘惑
「えっ?まさか優美子を抜擢するんですか?」
桐生は近藤の目こそ節穴だと思った。
確かに優美子はかなりの美貌だ。
おまけにスタイルもいい。
だけど、芝居経験のない女に
いきなり主演がつとまるはずはない。
そのように近藤に告げると、
「そこを俺たちが仕上げていくんだ
収穫済みの不味い大根よりも
どんな芽が出てくるのか育てる楽しみがあるってもんだろ」と、すでに優美子が舞台に立っている姿を想像しているのか、近藤は天井を見上げながらニヤリと笑った。
「まあまあ…仕事にのめり込む殿方って素敵ね
私、ヤキモチを妬いちゃうわ」
一人、会話から蚊帳の外だった陽子ママが
除け者はイヤよと
近藤の太ももを捻った。
「イテテ…
そんなに膨れっ面をするなよ
ママさんの出番はこれからだよ
俺にニューハーフの事を色々と教えて貰わなきゃな」
演出をする上でニューハーフの悲喜こもごもを
いろいろ取材したいと申し込んだ。
「まあ!取材ならとことん受けるわ
何ならアフターの事とかも教えちゃおうかしら」
すっかり近藤を気に入った陽子ママは
嬉しそうに近藤の股間をスラックスの上から愛しそうに撫で上げた。
「そいつは楽しみだ
どうだい、善は急げって言うだろ?
今夜あたり俺とアフターを楽しまないか?」
近藤は陽子ママのシリコンで膨らませた乳房を
スケベそうに揉み上げた。