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女優なんて…
第11章 陽子ママの誘惑
ここへきて怖じ気づいたという言い方も変だが、
自分が今、愛し合おうという生き物が
男なのか女なのかわからなくなってくる。
「ねえ、舐めさせてってばぁ」
近藤が無反応になってしまったので
陽子ママは焦れてもう一度フェラチオをせがんできた。
「好きにすればいい」
もう、こうなりゃヤケクソだと思った。
ニューハーフと一戦交えるのも
男として経験しておいた方がいいかと考えた。
とにかく股間の前に着いているモノさえ無視すればいいんだ。
バックで尻に挿入しちまえば女とアナルセックスしているのとそう大差はないだろう。
近藤から「好きにすればいい」と言って貰えたので
ベッドルームへの上がり口で靴も脱がずに
その場にしゃがみこんで近藤のスラックスを脱がした。
「おいおい、この場でしゃぶるのかよ」
今までにいろんな女と遊んできたが
すべての女たちは事を始める前にシャワーを希望した。
今日一日、何度も小便を垂らして
ビキニパンツの中に納めてきたそれは
かなり蒸れてそれなりの臭いを発しているに違いない。
だけども、陽子ママは
その蒸れた臭いが好きなのか
スラックスに次いでビキニパンツを膝まで降ろすと
先ほどまで勃起していたペニスを大好物のようにクンクンと匂いを嗅いでいた。