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女優なんて…
第2章 女優 涼風あかね
「欲しい、です…」
ああ…私、何を言ってるんだろう…
「あなたは素直で、いい子ね」
涼風さんは私の髪を撫でながら、
そっと体を密着させてくる。
「体もすごく素直で、可愛いわよ」
「はぁ…ぁ、あ…」
すでに尖っている乳首を、
涼風さんの指がくにくに円を描くように転がした。
同時に、クリトリスにも愛撫の手が伸びる。
二重の快感に、私の思考も肉体も抗えない。
「んぁ、涼風さんっ…気持ちいぃ…!」
「えぇ。さっきから、とろとろですもんね。
ここも、ひくひくして、誘ってるみたいよ」
クリトリスから離れた指が、蜜口に浅く侵入する。
「あぁ…もっと…」
「もっと、何?」
「奥を…かき混ぜてください…」
私は羞恥と共に欲望を素直に感じながら、
いやらしいお願いを口にしてしまっていた。
「あなたは奥がお好きなのね。
それなら、いいものを使ってあげる」
体を離した涼風さんが
部屋の片隅に置いてある持参のキャリアケースから、黒色の何かを取り出して私に見せつけた。
黒色のディルド!!
男性器を模したというよりは、
女性の内側にフィットするタイプのようなもので
そんな形のものを私は初めて目にした。
きっと体を突き抜ける快感がやってくるに違いない、私はそれを求めて自然と腰をくねらせた。