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第14章 初舞台

劇団員の中からは
「これ、ちょっとやりすぎなんじゃない？」という声と「いいや、この芝居に全身全霊を傾けているのだから俺は清水さんの演技を指示するよ」という意見の二極化に別れていた。

そんなひそひそ話も
観客のいない劇場だとけっこう聞こえてきたりする。

「劇団をやめたい奴はやめていいぞ
俺の演出についてこれないような奴は
よその劇団に行っても芽が出るはずないがな！」

近藤の叱責に劇団員の陰口がピタリと止まった。

その間も、役に入り込んでいる清水良太は
メリーの乳房にむしゃぶりついていた。

「やめてよ…ね、ホントにやめて…」

メリーは最初のうちこそ
清水の体を思いっきり叩いて抵抗していたが
カプッと乳房を口に含んで
舌で乳首を転がすとメリーは「うっ！」と呻いて顎を仰け反らせて白い喉元を露にした。

「どうだい？
俺、上手だろ？」

自分の舌技にメリーが心地よく反応してくれたので
清水は調子に乗ってスカートを捲りあげた。

真っ白な肌に黒いショーツが良く似合っていた。
清水の執拗な乳首責めに
女の性(さが)とも言うべきか
その股間は、からくり人形のように
ゆっくり、ゆっくりと開いて行く。

白い肌と黒のショーツのコントラストの鮮やかさに
舞台袖で見守る男性団員たちは
あっという間に股間を膨らませた。