この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
女優なんて…
第14章 初舞台

「実は…私、明日、急遽初舞台に立つ事になって…」

内緒にしておこうと思ったのですが
ワインで酔っぱらってしまって
ついつい口を滑らせてしまいました。

「えっ?初舞台に?」

「ちょっと早いんじゃないですか?」

あかねさんも樹(いつき)さんも派手なアクションで驚きを隠しませんでした。

「まあ、その他大勢でもいいじゃない、
舞台に立つ経験をするのはいいことだわ」

どうもあかねさんは私の役柄がチョイ役だと思っているようです。

「いえ…その他大勢ではなくて…
ヒロインを…演じます」

「ちょっと、ちょっと!そんなの聞いてないわよ!!」

あかねさんは驚いて祝い花の手配をしなさいと
樹(いつき)さんに命じた。

「そんな大袈裟にしないで下さい
それでなくとも緊張で心臓が飛び出そうなんですから…」

「台詞はバッチリ頭に入っているの?」

「ええ、それは大丈夫なんですけど…」

お芝居のクライマックスで
セックスシーンがあることが憂鬱だと白状しました。

「そんなの相手役の男にリードしてもらえばいいのよ
なんなら樹(いつき)と練習しておく?」

あかねさんは冗談交じりでそのように言ったのに
当の樹(いつき)さんは大乗り気で
「じゃあ、ベッドでリハーサルしましょうか」と
私の手を取って無理やり席を立たせた。



/298ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ