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女優なんて…
第15章 女優デビュー
ひと月後…
大白川監督の新作がクランクインされた。
監督は私の要望を聞き入れて桐生さんの脚本を採用してくれた。
今現在、ロードショーされている涼風あかねさんと安岡健一のゴールデンコンビの映画は大ヒットしていた。
内容云々はともかく
大女優の涼風あかねのヌードがスクリーンに大写しされるのと
生本番しているのではないか?という
目の肥えた評論家たちが絶賛したのがヒットの原因だった。
これに気をよくした大白川監督は
今回の新作もR-18指定にして
ヤリまくりの二時間という大作となった。
その日の撮影を終えて
私と涼風あかねさんは部屋に戻るなりダウンした。
「ヤスケンってほんとにタフだわ…」
涼風あかねさんは股関節をマッサージしながら
心地よい疲れを楽しんだ。
「ほんと…絶倫って彼の事を言うんでしょうね…
あかねさんに二発も出しておいて
私にも中だししてくるんだから…」
安岡は絶倫だけでなく性技も豊富で
演技を忘れるほどに悶えさせてくれた。
「あ…垂れてきたわ」
あかねさんは股間を押さえてトイレに駆け込んだ。
拭いても拭いても奥からどんどんと垂れ出てくる精液にあかねさんは「あの人、精液過多症じゃないかしら」と怒った口調で愚痴を漏らしたが
心なしかとても幸せそうなニュアンスを感じた。