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女優なんて…
第3章 マネージャー 樹 憲史
私は怒りを込めて彼を睨み付けました。
「何だよ、何か文句あるのかよ?
つか、怒った顔も可愛いなぁ〜」
そう言って私の顔じゅうに、
チュッ、チュッとキスをしまくる。
酒臭い彼の吐息に思わず顔をしかめてしまう。
「同じ料理を食べると互いの口臭が気にならないというでしょ?
お酒もおんなじですよ」
彼は笑顔でテーブルに手を伸ばしてビールを缶を手にすると、片手で器用にプシュッと開けると
少量を口に含む。
そして私の腕を掴むと引き寄せて、
口移しで口内に流し込んでくる。
『うっ、嘘…でしょ!?』
すぐさま私の鼻と口は彼の手で押さえ込まれた。
仕方なくそのままゴクンと飲む。
アルコールが喉を通過していくのが感じられ、
食道から胃袋が熱くなる。
私の鼻と口を覆っていた手が離れると
彼はすかさずキスをしてくる。
そのまま唇を離さず舌を激しく動かし、
艶めかしいキスをしてくる。
「…ん、ふっ…はっ、ふぅっ…」
角度を変えてはピチャっと音をたてて唇を舐め回す。
そうして、何度かに分けてビールを
どんどんと流し込まれてしまいました。
少しボーッとし始め体に上手く力が入らず、
そのまま抱きしめられるようにして隣の寝室に連れ込まれ、布団の上に押し倒される。
「君…エロいよね。
もしかして俺のこと誘ってるでしょ?」
そう言いつつ、彼はスルリと私の胸元へと手を差し込み、先程よりも強くおっぱいを揉んできた。