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女優なんて…
第4章 主演男優 安岡健一

私が抵抗出来ずにいると
安岡は図々しく私の背中を抱いてる手を
少しずつ降ろしてヒップを触ろうとした。

「早くメイクしてきなさいよ」と
助け船のように涼風さんが言葉を掛けてくれたので
安岡は「ちっ!」とあからさまに不満の表情を見せながら私を解放して、メイク用のテントに向かって歩きだした。

「大丈夫?嫌なことをされたときは
ちゃんと拒まなきゃダメよ」

涼風さんは私を助けたというよりも
大事な玩具を取られそうになったのを阻止したという感じでした。

しばらくしてメイクを済ませて
撮影用の衣装に着替えた安岡がメイク用のテントから出てきた。

「監督ぅ~、この衣装、ダサくないすか?
なんていうかさぁ、女が振り向くような華やかな方がいいと思うんだけどさぁ」

「君は農村の穢(けが)れを知らぬ青年なんだ
華やかな衣装は必要もないよ」

大白川監督は、その衣装でいいんだよと
安岡の希望をピシャリとやり込めた。

「ったく…台本も読んでねえのかよ」

助監督さんが安岡に聞こえないぐらいの小声で
彼をなじった。

たった一人の男の出現に
和やかな撮影隊に不穏な空気が流れてゆくのを
素人の私でさえ気づいてしまいました。

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