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女優なんて…
第5章 女性マネージャー
私は言われたとおりにシャツを捲りあげた。
お腹がひんやりとした空気に触れる。
- ブラジャーの色、教えて -
「青色…淡い青色、です」
- 可愛いブラだね -
スマホの向こうで安岡が
まるで千里眼の持ち主のようで
私の今の痴態を見られている気になる。
- 下着も可愛いけど、君も可愛い。
だから、おっぱい見せてよ? -
「いいわよ」
なぜだろう…
さっさとバカなことを言って誘わないでくださいと
スマホを切ればすむことなのに
私は素直に彼のいいなりになった。
- いい子だねえ -
カップをずらして、胸を露わにする。
また「チュッ」ていう音。
胸にキス、された!そんな気がしてブルッと震えが来た。
ベッドでは紗由理が安岡に覆い被さり
重力でたわわな乳房が安岡の口元を叩いていた。
ゆらゆらと逃げ回る乳首を唇で捕まえて
チュッチュッと吸い上げた。
- 乳首、俺が吸っていると思って、弄ってみて -
「んんっ…」
- ピンク色でぷりっとしてて、可愛いね -
安岡の言葉に紗由理は声を漏らしそうになって
思わず口を手で押さえた。
- 食べちゃいたい -
という安岡の声に現場の紗由理もスマホの向こう側の私も体をぞくりとさせた。
- そろそろ、アソコがうずうずしてきた? -
「して、ます…」
いよいよ本格的なテレフォンセックスが始まるんだわと私の呼吸は自然と荒くなってゆく。
- ジーンズの上から、太股撫でるよ -
その言葉に合わせて、おっぱいを揉んでいた手を、太股に這わせた。
自分の手なのに男に触られているようだ。
電話の相手への指示を聞きながら
紗由理も興奮してきたようで
安岡の体を舐め始めた。
安岡は紗由理にも聞かせてやろうと
スマホをスピーカーにして枕元に置いた。
- 脱がせたいな、いいだろ? -
「はい、脱がせて…」
あの広報課の女の声がスピーカーから流れてくる。
それは妙に艶かしくて仕事で自分達と接してきた声でなく『女』になっていることを知らしめてくれた
- 腰上げてくれなきゃ脱がせられないよ -
なんてリアルな…
本当に安岡に抱かれている気になる。