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女優なんて…
第5章 女性マネージャー
 
- イくとこ、ちゃんと見せてね -

まるですぐ近くで見ているような言葉に
私の体中の感覚が、アソコに集中する。

もう何も、考えられなくなる。

- エッチな君、かわいいっ…大好き -

そう言われた次の瞬間に、達してしまった。

ちゃんと見せてって言ってくれたから、
両脚を大きく広げて。

そして、私も大好きって、思いながら…

言葉が出てこない。
ヒィヒィ…と淫らな呼吸だけを繰り返していた。

- イっちゃった? -

「…はい」

ぼうっとする意識で答える。

そっとアソコから引き抜いた指先が、
ひんやりとした空気に触れる。

- ダメだよ、逝くときは大きな声で宣言しなきゃ -

「恥ずかしかったから…」

- こんなヤリ方は初めて? -

「ええ…まるで、ここにあなたはいないのに
二人で、してるみたいで…」

そこでふと、気になったことを尋ねた。

「あの…」

- なあに? -

「安岡さんも、逝ってくれた?」

少しの沈黙。

やがて、「まだ逝っていない」と、
正直な言葉が返ってきた。

- 今度、会った時に中で逝かせてもらうから -

「え?」

- 次は、俺が生で君を逝かせてあげる -

逝かせてあげるって…私を抱くつもり?

「…まさか…冗談ですよね?」

- うん、冗談 -

「もう!悪ふざけがすぎますよ」

- 悪いわるい、でも、今夜は君の可愛い声を聞けて良かったよ -

甘く囁く彼の声は、媚薬だ。
その声が望むエッチなことを、ひそかに期待している自分が恥ずかしくなってしまう。

「それは何よりです、今夜はぐっすり休んで明日の撮影に臨んでくださいね」そう言って、通話を終えた。

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