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目覚めたのは 公園のベンチ
第22章 豊子
弛緩した豊子をベッドに寝せたまま 和夫はシャワーを終え部屋に戻った時 
豊子が目を開け和夫を見て はにかんだような笑顔を浮かべ

豊かな裸体を見せ 浴室へと消えて行った 2人1階へ降り 
レストランで食事を取っている時 豊子が口を開いた

「先週から いっぱい気持ち良くしてもらった」 
目の中に淫靡な光が浮かぶ

「食事終わったら 部屋に戻ろうか?」 
和夫が笑いながら訊ねると 豊子が強く首を振り

「今日は帰ります」 
笑顔を出し和夫を見て

「夫とは別れるんですよね?・・・」 
目の中に寂しさが浮かんでいた 和夫は頷きながら

「別れたく無いの?」 
和夫の言葉に豊子は和夫の頭の上を見ながら

「子供の事を考えて・・・ 只 今の夫は抜け殻の様な人で・・・」

「もう一度やり直そうとか 新しい仕事を探して他へ移ろうとかの
 気概の無い人なんですよね」

「これから段々お酒に溺れて 私達に暴力振るうんですよね」 

「判っているんです」 

「男の人 弱いんですね・・・」 
寂しそうにワイングラスを持ち一度にグラスを空け立ち上がった

「今日はありがとうございました また呼んでください」 
妖艶な笑みを浮かべ豊子はレストランを出ていく背中を

 和夫は見送った・・・・
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