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目覚めたのは 公園のベンチ
第5章 七海
「今日 学校は何時で終わるの?」
時計を見ると間もなく3時を指そうとして
陽菜を見ながら聞いて見る
「今日は4限だから もう終わっていると思います」
陽菜の大きな目が
輝き 和夫を見て答えた
「七海ちゃん 呼んでくれる?」
和夫は頼んだ
「・・・・・・・・・・・・・」
陽菜の顔が曇り 無言に成った
「今月末に 七海ちゃん遠藤に 処女奪われるんだろう?」
和夫の言葉に 陽菜が頷いた
「それなら 私が七海ちゃんとしても 問題ないでしょ」
和夫の言葉に陽菜は無言で 考え込んでいた
「陽菜ちゃん 受験して 大学行って 恋をして素敵な男性と
巡り合いたく無いの?」
和夫の言葉を聞いて 陽菜は携帯を取り出し
ラインを送り始めた
ノックの音にバスローブを羽織った 陽菜が出迎え
七海が部屋に入って来て
和夫を見て驚いたように 立ちすくんだ
そんな七海に陽菜が声を掛けた
「七海 初体験しよう」
驚いたように七海は陽菜を見た
「今月の終わりに 遠藤に処女奪われるのと今日自分で気持ち良く
処女失うの どっちが良い?」
陽菜の言葉に スリムな七海は
部屋の中央で立ちすくんでいた
「七海だって 判って居るでしょ 毎年同じでしょ」
陽菜が言い重ねる
「つまらなく無い? 気持ち良いよ この叔父さん」
和夫に寄り添い 陽菜は七海を見た
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
七海は立ちすくんだまま
2人を見続けて居た