この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
目覚めたのは 公園のベンチ
第3章 散りゆく 薔薇の花 

顔に懸かる 光の眩しさに目を開け

・・・公園のベンチで 目を覚まし 辺りを見回した・・・

・・・ 昨日は?・・・・

・・・ママの店を後にして 何故ここに?・・・

・・・公園のベンチ?・・・・


住宅街にぽつんと有る 
腰までのフェンスに囲まれた公園
起き上って辺りを見回した 
見慣れない景色の中 住宅街の中の
公園のベンチで一夜を明かしたようだ 

携帯を見るが着信も無い
取り敢えず家に電話を掛けるが 
呼び出し音は成るが 出る気配が無い

電池も少なく成って居る 
ポケットにしまい立ち上がって 
公園を出たが


何方に向かおうか? 

迷ってしまった 
周りは一戸建ての住宅が並ぶが
人の気配が無い 
まるでゴーストタウンの様に静かな
佇まいを見せ

取り敢えず下って見よう 
ゆるい坂道を歩いていると 
幹線道路に出たが

片側二車線中央に分離帯が有り 
結構広い道路なのに 走っている車が見えない

自分が何処にいるか判らず 
人にも出会わない
和夫は 少しパニックに成って居た

バス停を見付け歩み寄って行き先表示を見る 
○○高校行と書いて有った 

・・・・何?○○高校って?・・・・ 

普通 第一高校とか誠心高校とか 富士見ヶ丘高校とか
名前が有るでしょう 
和夫の頭の中は

・・・????・・・なっていた
/226ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ