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目覚めたのは 公園のベンチ
第16章 綾乃
ノックの音に 和夫がドアを開け
165センチB95W60H98の
プロポーションの綾乃がピンヒールで入って来て
和夫を真っ直ぐに見つめて来た
胸元までの髪を纏め
金色のバンスクリッップで纏め
彫りの深い顔から覗く切れ長の目が 和夫を見つめ
和夫の言葉を待って
和夫に促され
ソファーに腰かけ タイトなスカートから
黒いストッキングに包まれた
太腿が僅かに 覗くのを 足を揃え
和夫の目から遮ろうとしていた
「部長にお断りしてね 綾乃さんに今日一日私とお付き合いして頂きたくて」
和夫はバーカウンターからウィスキーのロックを作りながら
綾乃に話しかけ 綾乃は怪訝な顔で和夫を見つめて来た
綾乃にグラスを持ち上げると 首を振り
言葉を探すように目を彷徨わせていた
「先々週 部長と夜を過ごしたでしょ 先週は営業部の人達と夜を過ごして」
和夫の言葉に 綾乃は驚いたように和夫を見つめて来た
「恋人に裏切られて 振られて 少し自棄に成ったのかな?」
綾乃が下を向き 首を振り顔を上げて来た
「1年したら 幸せにしてあげるよ」
和夫はグラスを空けながら呟くと 綾乃の目が光った
「二年目だから この先も判って居たんですが・・・本当ですか?」
綾乃が すがる様に聞いて来て
和夫は頷き ウィスキーのお替わりを
バーカウンターに向かった
「あの・・・ビール有りますか?」
綾乃がジャケットを脱ぎながら 和夫に聞いてくる
和夫は備え付けの冷蔵庫から ビールを出し渡すと
綾乃はプルトップを引き 半分ほどを一気に飲み
テーブルに置くと スカートとブラウスと脱ぎ捨て
パンストを脱ぎ 深紅の下着で
ベッドにビールを抱え ベッドのサイドに背を預け
ビールを飲み干すと サイドテーブルに缶を置き
和夫を見つめて来た