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ダンシング・クィーン
第7章 美園
「 便所! 便所!! 」
大きな声を出して 一課の坂本が巨体を揺すり
恵理子の横を走り抜け トイレに駆け込んで行く
そんな坂本だが がさつな様で
細かな気配りを見せ 時に恵理子たちに
ジュースやケーキの差し入れを持って来て
恵理子たちと会話を楽しんでいた
修と同じ課だが 修があいつ
底なしと言うほど酒が強い
繁華街
美園は時折ここを歩く 仕事が終わり皆が帰路を急ぎ
サラリーマン達が帰りの一杯を求め繰り出す時間
赤ちょうちんとネオンから外れた
一画を真っ直ぐ歩く
傍らから 汚れた中年のサラリーマンが声を掛け
2万でどう 美園は黙って頷くと
ビルの裏に有る 汚れたホテルに入る
男と女の匂いは消せない部屋で 服を脱ぐ
男は下卑た目で美園を見ながら
風呂にも入らない 肉茎を咥えさせ
猛った物を 美園の足を広げ 膣に差し込んで腰を振る
男の動きを 美園は天井を見ながら
受け止めていた
男が腰の動きを止め 美園の体に荒い息を吐きながら
倒れ込む 美園が起き上がり浴室に入り体を流し始めると
男が入って来た
一度じゃ勿体ないよな 2万払ってるからと
下卑た声で 美園を跪かせ 肉茎を口に持ってくる
美園は 黙って舌を這わせ咥える
男の物が猛り始め ベッドの上で
美園の足を開き差し込んでくる
ゴムつけてと 頼むと外に出すからと
荒い息を吐きながら 生の肉茎を前後させ
お腹の中が熱くなり 男が動きを止め
肉茎が痙攣するのを膣は感じ取る
男が荒い息を吐きながら
ゴメン気持ち良くて中に出しちゃったと
悪びれもせず 言い放つと
服を着て 部屋代宜しくと 出て行き
部屋に美園は取り残された
美園は天井を見ながら
・・・どうせ 便所だもん・・・
呟き 浴室に入って行った