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駆け込んだのはラブホテル
第14章 朝



 一眠りして守屋が目を覚ますと、桜木はまだ隣で寝息を立てていた。
守屋は、桜木の掛け布団を剥がないように、そっと自分だけ体を起こした。



 起きてないよな、と、桜木の髪を撫でる。
耳に触れる。
反応はなかった。
服を着ずに寝ても風邪を引く季節じゃなくてよかった。



 枕元の時計を見ると、時刻はまだ早朝六時だった。
昨夜はあのまま疲れて寝てしまったから、仕方がない。
お風呂もこれから入らなければいけないし。

守屋はベッドの下に放り出してあった鞄からスマホを手に取って布団の中に戻った。
充電は、まだ半分ぐらい残っていた。



 そのまま流れるように転職サイトのアカウントを削除し、少し考えて、調べものを始めた。



 しばらく画面をスクロールしていると、



「引っ越すんですか?」

 耳元で突然桜木の声がした。

「……っ、お、はようございます」

「おはようございます」


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