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駆け込んだのはラブホテル
第14章 朝



 二人とも、生まれたままの姿だった。
守屋の角張って硬い体と、桜木の柔らかく滑らかな体が触れ合う。
素肌の胸と胸が密着することで、守屋も桜木も満たされていくのを感じていた。
桜木は守屋の鎖骨にそっとキスをした。
守屋も桜木の頭にキスをした。



「桜木さん、体、大丈夫?」

「お気遣いありがとうございます。大丈夫……たぶん」

「たぶん、ねえ」



 守屋は心配になって桜木の顔を覗き込む。
覗き込もうと体を離して、布団の中に、守屋に密着して形を変える二つの柔らかい物体があるのが見えてしまった。

昨夜は、最小限の光の中でしか見なかった。
突然目の当たりにしたそれに、守屋は無意識に唾を呑み込んだ。



「……守屋さん?」

 桜木は眉間に皺を寄せて、守屋が何を見ているか明らかにわかっているようだった。

「ご、ごめんなさい」



 守屋は目を閉じて、再び桜木の頭に顔を埋める。


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