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駆け込んだのはラブホテル
第1章 大雨とダブルブッキング
「いや、別に桜木さんは何も悪くないですから」

「守屋さんひとりで出張してたときは、こんなこと起こらなかったんですよね。もしかしたら、私が不幸体質なんじゃないかと……」

「桜木さん、不幸体質なんですか?」

「いえ、こんなことはじめてです」

「じゃあ、偶然ですよ。こちらこそ、はじめての出張でこんなことになってしまってすみません」


 今回、守屋と桜木がこんな目に遭っているのは、本当に偶然と偶然が重なった事故である。もしその偶然を少しでも回避することができたとしたら、


「僕のほうこそ、ホテルに事前に確認を入れておけば」

「いやいや、普通そんなことしないですって。予約完了メールは届いていましたし、こんなの誰も予想できません」


 桜木は、自分がさっき無意味に謝ったことは棚に上げて、守屋をフォローした。


「桜木さん、どうします? 入ります?」

「うーん……」


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