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レム睡眠官能姦淫行動障害の僕
第12章 ミヨちゃんと消しゴム

ミヨちゃんはテーブルのイスから立ち上がり、リビングの方へと移動します。

スカートの裾を下ろしてミヨちゃんは、意味ありげに声をひそめて言うのです。

「金次郎くんさあ、今日ね、きっと金次郎くんが消しゴムを落として覗き込むんじゃないかと思ってさあ……勝負パンティを穿いて学校に行ったんだよ」

「えっ?」

ミヨちゃんが僕の覗きを予期していたなんて、僕は恥ずかしいけど嬉しかった。
だけど、勝負パンティの意味が分からなくて、僕はおうむ返しに訊きました。

「勝負……パンティ?」

「そうよ、勝負パンティだよ」

「あ、あの、僕に見られてもいいようにってこと? 勝負って……どういうこと?」

「だからさあ、お気に入りのパンティを見せつけられたらさあ、男の子は勝負する気になるでしょう?」

「ええっ? 勝負するって、もしかして、ミ、ミヨちゃんと……」

僕の質問をはぐらかすように、ミヨちゃんは突然前かがみになって、リビングのソファーに倒れ込んでしまったのです。

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