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レム睡眠官能姦淫行動障害の僕
第12章 ミヨちゃんと消しゴム

ミヨちゃんは苦しそうな表情で、両手でお腹を押さえて痛みを訴えます。
「ああっ、急にお腹が痛くなっちゃった。ああん、私、どうしたんだろう……ああ」
突然の腹痛に、僕は慌てるだけで、どうしていいか分かりません。
ミヨちゃんはとても痛がっているし、家には誰もいないから、救急車を呼ばなきゃいけないのだろうか?
「ミヨちゃん、そんなにお腹が痛いの? ど、どうしよう……」
「ああん、金次郎くんはお医者さまなんだから、私のお腹に聴診器を当てて、診察してくれなくっちゃいけないのよ……ああん、痛い、痛い」
「そ、そういうことか……よっし」
ようやく僕は腹痛の意味を理解できて、ソファーに横たわるミヨちゃんのスカートをめくります。
「ああん、こんな所じゃダメよ。私をベッドに連れてって……、誤診のないようにスカートを脱がして、身体のすみずみまで丁寧に診察してくださいな」
「あ、は、はい……」
勝負の意味が、はっきりと分かりました。
勝負パンティは男を誘発して、勝負を煽る狼煙(のろし)の切り札なんだって。
レモンイエローのリボン付きパンティが、僕への勝負の果たし状だったのだ。

