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レム睡眠官能姦淫行動障害の僕
第20章 大漁祝いに

僕は気をそらすようにビール瓶を手に取って、彼女のコップに注ぎます。
彼女の瞳を見つめて話題を変えます。
「おじいちゃんの家に、いつまでいるの?」
「1週間くらいかな。おばあちゃんは死んじゃって、おじいちゃん一人暮らしだから、私がお世話をしてあげるんです。ご飯を作って、一緒にお風呂に入って、一緒に寝るんです」
「えっ? 一緒に……寝る……?」
「はい、おじいちゃん、淋しそうだから、一緒に……」
一緒にという言葉が意味深で、面食らっているとキラリちゃんが、ビール瓶を差し出して、僕のコップに注ぎます。
ビール瓶の口がよろけて、コップからビールがこぼれてズボンの股間が濡れました。
「あっ、ごめんなさい」
キラリちゃんはハンカチを取り出して、濡れた股間に手を当てます。
そのとき僕は、彼女は故意にビールをこぼしたんじゃないだろうかと訝りました。
だって、東京タワーの僕のチンポを、ズボンの上から薄っぺらのハンカチで、ギュギュっと握り締めたのですから。

