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レム睡眠官能姦淫行動障害の僕
第1章 隣の奥さま
ここは東京足立区の住宅地、2DKの鉄筋アパートの2階です。
独身で26歳の僕には2DKは贅沢なのですが、閉所恐怖症ぎみのせいか、ドアを開けて入ったら四方が壁というのは苦痛なのです。
僕は中堅企業のサラリーマンで、ことさら女性に飢えているという訳ではありません。
それなのに昨夜、どうしてあんな夢を見てしまったのだろうか?
理由は明白です……、
お隣の奥さまの容姿はしなやかで、楊貴妃のように妖艶な顔立ちだからです。
白いショートパンツから剥き出しの太ももが、はち切れそうにムチムチだからです。
どうして僕は、夢の中で小学生の子供になっていたのか?
冷静に思考すれば、理由は単純で明白です。
隣の奥さまと不倫をするなんて、道義的に許せないという背徳感から、本能的に感情を歪めてごまかすために、子供の姿になって夢の中で犯していたのですよ。
日曜日になると奥さまは、ベランダに出て洗濯物を干しますので、僕は自分の部屋からこっそりと奥さまの太ももを見つめているのです。
アマゾンの大蛇のように妖艶な太ももが、ジャングルの茂みを縫っているようにベランダでうごめいている。
艶めかしくて美しい、その光景を眺めて過ごすのが、僕の休日の楽しみになっていたのです。
だけど、今日は違います。
だって、あんな夢を見たばっかりで、僕の興奮は冷めやらないのです。