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レム睡眠官能姦淫行動障害の僕
第24章 森のレストラン

僕たちは奥のテーブルに案内されて、10人用の大型ターンテーブルを独り占めです。
イスを引いて着席すると、ウエイトレスがメニューを広げて差し出します。

「これが本日のフルコースのメニューでございます。特別料理でございますわ」

指差された写真入りのメニューを見て、僕はドキリとして、思わずキラリちゃんと目を合わせていました。

女性用のフルコースは、毒マムシの肉団子の媚薬炒めに、猛毒入り肝入りスープ。
毒マムシは女性の愛蜜にまみれて飼育され、栄養満点だと書き添えられている。

男性用のフルコースは、ガラガラヘビの姿煮と、目玉と尻尾の媚毒サラダ和え。
ガラガラヘビは男性の精液を餌として与えられ、とても美味な健康食だと書き添えられている。
いずれの蛇も、獲りたてだから鮮度抜群だとも書き添えられている。

思わず僕は頬を引きつらせ、ウエイトレスに確認していました。

「あの、他のコース料理は無いんですか? 小籠包とかレバニラ炒めとか、餃子入りニンニクラーメンライスとか……?」

「ありません」

ウエイトレスはピシャリと言い切ると、有無を言わせぬ態度でメニューを閉じて、さっさと引き上げて行きました。

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