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レム睡眠官能姦淫行動障害の僕
第25章 バンジージャンプ

僕は床に頭骨を打ち付けて血みどろになり、股間はヌルヌルと血混じりの精液で濡れていました。
あああ、何て悲惨な夢でしょうか……、
こんな危険な結末の夢ばかりを続けて見るなんて、僕はもう耐えられません。
僕は愕然として……、
しばし悄然として……、
深く思案していました。
こんな夢ばかり見ていたら、いつか頭蓋骨がひび割れて血みどろになり、ベッドの下で孤独死という事にもなりかねません。
どうしたらいいのだろうか?
解決の方法はないのだろうか?
歌舞伎町の路地裏の占い師にでも相談してみようか?
鶯谷の夢占いの預言者とか、恐山のイタコか祈祷師にでもお祓いをしてもらおうか?
それとも明治神宮へでも行って、お守りでも買ってこようか?
いやいや、論理的に考えればチンポに異常があるのだから、泌尿器科のお医者さまに相談するか?
そうだ、これは病気に違いない。
頻繫にこんな夢を見るからには、チンポよりも脳に異常があるのかもしれない。
そう考えて僕は、専門のお医者さまに診てもらおうと決心したのです。
脳が異常ならば精神科だろうと考えて、脳神経内科の病院へ行ってCT検査を受けたら異常なしと言われた。
そして、夢が原因なのだから睡眠の専門医に診てもらいなさいと助言されて、専門のクリニックを紹介されたのです。

