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レム睡眠官能姦淫行動障害の僕
第27章 医者の告白

(^_-)-☆ 医者の告白 ♪♪
睡眠クリニックのお医者さまが、僕よりも過激な夢を見ていたなんて、いったいどういうことなんだ?
とつとつと語り始める先生の告白に、僕は耳を傾けるしかありません。
「私の場合はね、このような症状が現れ始めたのは、娘が生まれてからなんですがねえ、数年前から急激に症状が悪化しました」
お医者さまは天井を見上げて、かつて見た夢を思い浮かべるかのように、気持ちを込めて語りかけます。
「私は虹色にきらめくエーゲ海の波の上で、ミロのビーナスと裸で抱き合って愉悦と快楽に悶えていたのです。そこに、やきもちを焼いたキューピッドが飛んできて、鉛の矢を放って私の眉間を射抜いたのです。たちまち私は海底に沈んで、メスのアンコウにハメられて溺れながら射精しました」
「そ、それで?」
「目覚めたら風呂の湯船の底で溺れそうでした。私は夢遊病者のようにベッドから風呂場へと歩いて、蛇口にチンポを突っ込んで射精までしていたのですよ」
「は、はあ……」
「夢の内容はあなたと同様ですが、私の場合はベッドから落ちるだけじゃなく、夢の中で無意識に歩いて移動しているのです」

