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レム睡眠官能姦淫行動障害の僕
第27章 医者の告白

お医者さまから治療法を聞いて驚愕するところですが、ここまで突拍子もない話を聞かされたら、もはや脳味噌がマヒして正常な思考などできません。

「何を……したんですか?」

「妻と娘が淫靡菌の怖ろしさを理解してくれて、積極的に協力してくれました。1年かけて特訓をして、ついに完治の技法を確立したんですよ」

「ぎ、技法ですか?」

「そうです。妻のヴァギナに緻密な技巧を凝らし、娘の子宮頚部の筋を操り、究極かつ壮絶な実験と研究を重ねた結果、ついに淫靡菌を撃退する成果を得たのです」

もはやお医者さまは、自信に満ちた語り口です。

「研究の成果を学会で発表しようと考えているのですが、なかなか患者さんがいないので、臨床実験のレポートができないのですよ」

「なるほど、僕の治療が成功すれば、臨床レポートの症例になるということですか?」

「そうです。苦しんでいる患者さまのために身を捧げてあげることが、医者の家族としての務めだと認識して、妻と娘も覚悟を決めて尽くしてくれているのですよ」


お医者さまの話を聞いて、僕はうつろな頭で考えました。
ということは……どういうこと?

ヴァギナに技巧を凝らした奥さまと、子宮頚部の筋を操る娘さんとで、僕に射精させて淫靡菌を撃退してくれるってことですか?

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