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レム睡眠官能姦淫行動障害の僕
第28章 治療の開始

(^_-)-☆ 治療の開始 ♪♪
僕が衣服を脱いで全裸になると、お医者さまは有無を言わさず金玉に注射針を突き刺しました。
悲鳴を上げて金玉を押さえている僕を、お医者さまは治験の証拠だからと言ってスマホで撮影しています。
注射が済むと治療室へと案内されて、ドアを開けて中に入るとベッドが部屋の中央に置かれています。バリウムを飲んで胃ガンのレントゲン検査で使用されるような、グルグルと動くベッドです。
ベッドは斜め垂直に立ち上がっていたので、僕はほとんど立ち姿勢の状態でベッドに横たわりました。ですから、僕の視線は天井ではなくて、正面の壁面です。
お医者さまはボタン操作でベッドを動かし、微妙に角度や位置を修正します。
股間の位置を特に念入りに調整し、両腕を動かせないように固定されます。
「それでは、間もなく治療を開始しますので、そのままの姿勢でお待ちください」
お医者さまが部屋から出て行くと、しばらくして照明が薄暗くなり、天井からスルスルと白いスクリーンが下りてきたのです。
その瞬間に、僕は事態の成り行きを直感して、はなはだ落胆したのですよ。

