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レム睡眠官能姦淫行動障害の僕
第28章 治療の開始

スクリーンが下りてきたということは、そこにアダルト動画のヌード画面や性交シーンが映写されて、僕にマスをかかせて射精をさせようという魂胆に違いありません。

そのお手伝いに奥さまと従妹が出て来て、シコシコと交互にセンズリでもかいてくれるのでしょうか? 
そうして無理やり3回も、手の平でしごかれて射精させられるのでしょうか……?


奥さまがお相手をするなんて言われたからその気になったけど……、

僕の勝手な思い込みで、奥さまとヤルってことですかと先生に問いただした時に、ヤルとかヤラないとかいう問題ではないんだとお医者さまが断言したのは、こういう仕掛けだったのかと思って僕はガッカリの落胆ですよ。

考えてみれば当然でしょう。
ソープランでもあるまいし、自分の妻や小学生の娘を、治療の為だからといって簡単にヤラせるはずはないのですよ。

それとも、エロ映像を鑑賞しながら、奥さまとヤラせてくれるのか?

いやいや、それもありません。
だって僕は、ベッドに横たわるといっても立ち姿だし、両腕だって固定されて動けませんよ。

そんなことを考えながらスクリーンを眺めていると、パッと画像が明るく映し出されました。

なんとスクリーンは、投影用の白ビニールなんかじゃなくて、100インチの有機ELディスプレイだったのです。

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