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レム睡眠官能姦淫行動障害の僕
第3章 荒野の決闘

僕たちは互いに睨み合って、拳銃を抜くタイミングをうかがっている。
教会の時計の針が、もうすぐ重なり12時の鐘を打つ。

僕の額には脂汗がにじんで、極度に緊張しているのが自分でも分かる。

僕たちは拳銃で撃ち合っての決闘だから、どちらかが死ぬことになる。
いくら強がりを言っても、僕は拳銃なんか撃った経験なんかないよ。

それなのに、どうして僕は西部の荒野で決闘なんかしているんだろうか?

妹を凌辱したと女は言っている。
その女は隣の奥さまの密子さんだ。

僕の精液を付着したパンティまで見せつけているから、もしかしたら僕は密子さんの妹とヤったのだろうか?

ああ、もう、そんな事など考えていられない。

教会の時計が、12時で……ピタリと重なった。

その瞬間に、拳銃の引き金が引かれて火を噴いた。
二丁拳銃をぶら下げた奥さまの身体が、グラリと揺れて仰向けに倒れた。

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