この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
レム睡眠官能姦淫行動障害の僕
第5章 噂のスナック
(^_-)-☆ 噂のスナック ♪♪
アパートから少し歩いた道路脇に、古びたラブホテルのビルがありまして、その裏手に、ひっそりと小さなスナックがあります。
そのスナックは早朝から深夜までの営業で、千円札1枚で飲み放題だと管理人さんから聞きました。
だからといって、泥酔するほど飲み過ぎるお客などいないそうです。
そのスナックに来る客筋について、いかがわしい噂があると聞きました。
といっても、ヤクザや犯罪が絡むような危険な話ではありません。
駅前の繁華街じゃなくて、閑静な住宅地に店を開いているところがミソなのです。
住宅地に住む主婦たちにとって、そのスナックがストレスのはけ口になっていたのです。
どんなに幸せそうな家庭の主婦だって、セックスレスの夫にとことん愛想を尽かし、かりそめの不倫をしてみたいと想像することがあるはずです。
だけど、たいていの主婦は妄想するだけで、子供の世話に追われて出会いのチャンスさえ恵まれない。
いつしかこの小さなスナックが、不満を抱えてアバンチュールを求める主婦たちの、出会いの場となっていたのです。
一線を越えて常連となった住宅地の主婦たちが、安全で格安なスナックに、朝っぱらからお酒を飲みにやって来るらしいのです。