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レム睡眠官能姦淫行動障害の僕
第1章 隣の奥さま

奥さまは洗濯機に汚れ物を詰め込んで、洗剤を入れると洗濯機をグルグルと回し始めます。
予想もしていなかった展開に、僕の思考が追い付けずに焦っています。
奥さまと親しくなれるかもしれないという千載一遇のチャンスを目の前にして、僕はどう振る舞えば良いのか分からなくて焦っているのです。
隣の奥さまが、僕の部屋の中にいるというのに……、
もたもたしていたら、洗濯機を回し終えて奥さまは帰ってしまうだろう。
なんとか繋ぎ止めて、チャンスを広げなければ……、
気の利いた作戦を考えなければ……、
時計の針がグルグルと回転するように、僕の凡庸な頭脳は目まぐるしく空回りして現状を打破できない。
あああ、洗濯機を回し終えて、奥さまは帰ろうとしている。
その時、とっさに僕の煩悩が反応して、やけくそのダメもとで奥さまを呼び止めていました。
「あ、あの、もしよかったら、コーヒーでも飲んでいきませんか? インスタントなんですけど……あはは」
奥さまは即答してくれました。
「あら、嬉しいわ。コーヒー、いただきますわ」
僕は信じられない思いで、心の内で狂喜していました。
恥ずかしながら白状しますと、僕はあんな夢を見る前に、奥さまの太ももを思い浮かべて何度もオナニーをしていたんです。キッスもしましたし、射精もしました。
そんな奥さまと一緒にコーヒーを飲めるなんて、まるで夢のようですよ。

