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レム睡眠官能姦淫行動障害の僕
第1章 隣の奥さま
奥さまは、さらりと話の矛先を変えてきます。
「ところで金次郎さんは、お付き合いされてる女性がいらっしゃるんですか?」
「いえ……いません」
「そうですわねえ、あんなに洗濯物が溜ってたんですものねえ。勤務先にお気に入りの女性はいないんですか?」
「ああっ、僕は冴えない独身ですから……モテなくて……」
「まあ、冴えないだなんて。金次郎さんはちょっぴりイケメンだから……それじゃあどこかで発散させて、処理して楽しんでいらっしゃるのね」
銀座のバーで働いていたというだけあって、男の扱いには手慣れているのでしょうか、きわどい言葉がストレートに吐き出されます。
僕は銀座のバーなど行ったこともありませんから、発散とか処理とか卑猥な言葉が飛び出せば、無垢な心臓がパンチを食らってドキドキです。
「発散だなんて、僕は、僕は……」
「あら、金次郎さん、どうしたんですか? あら、もしかして、ソープランドとか?」
「ああ、あの、と、時々……」
「まあ、うふふ」
こんな会話で煽られて、僕は思わず勃起です。
ズボンの股間を押さえて返答に窮していると、洗濯機の音がピーピー鳴りました。
「あら、洗濯が終わったようだわ」
奥さまは座テーブルから立ち上がると、ベランダに立って洗濯物を干してくれます。
僕は勃起した股間を押さえながら、白いショートパンツから剥き出しの太ももを凝視しています。